南野武のミニマリストへの旅

はじめまして。南野武です。衣食住の新しいあり方を提案していきます。無駄なモノは買わないであれば棄てましょう。買うなら本当に必要なものだけを選びましょう。

買取り業者へ過度の期待をしてはいけない!

3か月ほど前にお亡くなりになってしまったAさんのお母さんはそれはそれはお洒落な方だったそうです。

 

そのためAさんの実家の洋服ダンスには高価な着物やブランド物の洋服がたくさん溢れかえっていました。

お母さんとの別れのショックもやっと癒え出したAさんはお母さんの家の遺品整理に手をつけだしました。

お母さんは小柄な人だったそうです。

ですので、バッグや指輪や布石など装飾品はAさんが貰うことにしたのですが、それ以外は着ることもできずまた年代や好みもあり処分するしかありません。


そこで、Aさんは買取り業者への衣類の買取りを持ち込んだのですがその買取価格とは雀の涙・・・


何万円もするブランド物の洋服が十円、二十円という提示価格に怒り心頭です。

リサイクルショップやリユース店に持ち込めば買い取ってくれます。


でも、その買取価格と言えば雀の涙というのが現実です。


まして、高齢だった親の衣類・洋服などはかなり時代遅れ?趣味も地味?なので今の市場価格を考えればやむ負えません。

 

親の家の片付けをしながら、きれいにクリーニングまでして保管してあった親の洋服
そこまできれいにしてある状態なのに


「段ボールひと箱で数百円なんてひどすぎます!

クリーニング代にもなりません!」


とお怒りになる方も多いようです。

 

しかし相手も商売です。


売れない衣類?売れにくい衣類?などは仕入したくありません。


リスクを考えればタダ同然で買い取ってもしかたありません。

 

そこはもう思い切らないといけないと思います。


1点・2点ならいざしらず、大量の衣類・洋服は普通の一般ごみとして出すには難しいです。

また、親の思い出のある衣類・洋服をごみとして出すのには抵抗があるかもしれません。

 

衣類洋服代の処分費用が浮いただけでも儲けものだ。

 

それくらいの踏ん切りをつけないとなかなか親の家の片付けは進まないことを覚悟しましょう。

 

自治体が古着や古布などを回収してくれるサービスもあるとも聞きます。


回収された衣類・洋服は着られるものは中古衣料として
着られないものは工業用雑巾(ウェス)などの再利用に回されます。

捨てるよりは再利用すると親にきちんと伝えれば処分することに抵抗がある親も理解してくれるかもしれません。

また、こんな素敵なサービスをしている企業もあります。

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