遅ればせながら「1リットルの涙」というのを見る。
主演はどこかで見たことのある顔だった。
難病でだんだん体や言葉が不自由になっていくようすを
見事に演じていた。
そう「沢尻エリカ」だった。
「エリカ様」などと、マスコミにさんざんたたかれた
あの彼女だ。
マスコミ受けが良くても演技がへたくそなら俳優としての魅力は無い。
その逆で悪口を書かれても、あれだけの演技ができれば
女優としてすばらしいのだ。
私たちは、マスコミがどうバカ騒ぎしようが
演技のうまい人を見たいわけで、心が揺さぶられれば
もうそれで充分なのである。